自己紹介

今回の記事をとにかく後に残せるような資料にしたい。

2014年9月15日月曜日

千田夏光 従軍慰安婦 を読む

慰安婦とは弱い戦力が強い戦力と戦うときに
あてがわれる女性だと言うことが徐々に理解できるようになりました。
(女性の人権で不愉快に思われると思いますがご理解ください。)
(千田夏光氏の本(1973)より、この当時の文献は従軍慰安婦での団体の方針も定まっておらず
 今読むと否定したくなるような内容も、納得できる内容も混在します。)
①ましてや、攻撃後、その土地を統治(治めよう)とした場合に、統治後の治安の維持のために
住民の反発を招かないように必要と考えられていたようです。
②また、性病防止の観点からも衛生管理された慰安婦が必要とされていました。
①については、ライダイハンのように、統治する意思がなければ慰安婦は必要ないと判断できます。
 また、弱い軍故に、占領地で統治される国に慰安婦(洋公主など)を作るように丸投げもできないわけです。
②については性病によって戦いに従事できないものが3割にも上るケースもあったとのこと
 つまり100人の兵を送っても実際に戦える兵は70人しかいない。
 そして、一度性病にかかった兵は足腰が弱り包囲戦で有効な戦力となり得ない。
(女をやっつける兵ほど強い兵なので、性犯罪を犯した兵を処分できなかったという話もあるようです)
これが日本軍が従軍慰安婦を必要とした理由のようです。

ところで、日本軍(日本陸軍)にとって、慰安婦の教訓になったと思われるのは
シベリア出兵だそうです。
日本軍は出兵し、民間の売春婦もそれを追ってシベリアに行ったそうですが、
日本から兵を追ってシベリアに行った売春婦は、日本軍の10倍の給料をもらうアメリカ軍に先に買われてしまったそうです。
日本軍は徴兵で給料が安く、アメリカ軍は志願兵で給料が高かったことが大きく影響しており、
また、国力に勝る外国は定期的に母国に戻り、母国の歓楽街に戻ることができたのですが、
国力に劣る日本は、そのまま戦地にとどまり続けるしかなかったことっも従軍せざるをえなかった理由のようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿